僕達は「恋するフォーチュンクッキー」の名曲さと、指原のアイドルとしての正しさを混同させてはならない。

恋するフォーチュンクッキー」を初めてテレビで見た時に、「あれ?めちゃくちゃ良い曲じゃないか?」と思ったのだけれど、フルで聞いてみると、やはり良い。近年稀に見るハレの曲。総選挙で一位となり、見事センターの地位を射止めた指原莉乃
指原といえば、AKB48のなかでヘタレと言われ、ミュージックステーションなどの歌番組に出ていても、どこか馴染めていないイメージから、「なんか、無理してスクールカーストの上位に食い込んでいる人みたいだな。でも、こういうのに限ってSNSで知り合った、しょうもない大学生と付き合っていて、初体験も意外と早いタイプっぽいな」とかなんとかいちゃもんをつけていたら、実際、「エッチだってしたのに」みたいなことが発覚して、当たらずとも遠からずで、自分の例えツッコミのクリティカルさに、たまに的確さを超えて、もはや予言だなと戦慄を覚えたのを思い出す。
高校生の頃に部活動をしていて、試合で、普段はドどころかレもミもつくような運動音痴なのにも関わらず、極稀に遥か格上の選手のプレイを、奇跡的に上回るスーパープレイをして止めたりしていたので、部活内で「たまに九州選抜」という異名を賜っていたのは伊達じゃなかったです。
「エッチだってしたのに」というのには、むしろ性行為を最上級に持っていっていると逆に考えたら、処女性が浮き彫りになっているような気もしないでもないですが、それはそれとして、なんやかんやあって、日本史の教科書にも頻出する刑「博多へ左遷」を執行される。さすがに、返り咲く手立てはないんだろうなと思っていたら、「好きな男性は?」という質問に「口が固い人です」と答えるという座付き作家の匂いがする鉄板を武器にバラエティで、博多と東京を往復する新幹線で、氷結を飲みながら、中島みゆきの「ファイト!」を聞いているという妄想をしては泣きそうになった自分が馬鹿に思えるほどの快進撃を見せる。東京の上空を指原の生首が舞うどころか、センターにまで伸し上がる始末。
指原が一位になったあと、メンバーの誰かが、「次はどんな曲になるんだろう」と話をしていた記憶があるけれど、その新曲といえば、一般的な人にも当てはまる前向きな失恋ソングでありながらも、指原を彷彿とさせる「未来はそんな悪くないよ」「人生そんな捨てたもんじゃないよね」「あっと驚く奇跡が起こる」というワードを盛り込んでくるあたりの秋元康のプロさに舌を巻く。
指原にはもっと売れて、最近ライブでスタイルを変えて笑いを取りまくっているというマシンガンズ太田プロに移籍したばかりのタイムマシーン3号、恐らく二年後くらいの深夜番組では酒井が何かしらの企画で大爆発するのが今から見えるアルコ&ピースらを高級ソープを奢ってあげてほしい。そして一言、「私より可愛い子を指名したらダメよ」と言ってほしい。どさくさに紛れて山田邦子の全盛期の伝説からのサンプリングも含めて色々と言ってきたのですが、アイドルとしてもバライエティタレントとしてもまだ信頼に欠ける指原よりも、今日も今日とて今日もストレートに可愛い乃木坂46の生駒が大好きですけどね。