お笑イイはなしーさー2017


 2017年ももうあと少し、振り返ってみても、今年もお笑いは色々な事件が起きたり歴史が刻まれたりして楽しかったわけですが、そんな中で独断と偏見で今年の「いい話」を決めたいと思います。ここでいう「いい話」はただの「いい話」ではなく、噛みしめれば噛みしめるほど味があるという意味での「いい話」ですので悪しからず。

 

10位 アルコ&ピース平子が赤坂で「センターマイクを燃やせ」と咆哮したという話。

 ウエストランドがM-1グランプリ2017の準々決勝で、会場で一番のウケをかっさらっていたにも関わらず、準決勝にコマを進めることが出来なかったことを受けて、アルコ&ピース平子が、ラジフェスで「すべてのセンターマイクを燃やせえええ!!!我々はウエストランドを支持するううう!!漫才という概念を燃やせえええ!我々はコント師だあああ!!!」と咆哮したこと。ただ、アルコ&ピースはアルコ&ピースで、KOC2017は準々決勝で敗退している。それも含めて、いい話。

 

9位 伊集院光深夜の馬鹿力』で岡崎体育がネタにされた後、岡崎体育本人が反応したが、その後、一切ネタに出てこなくなったという話。

 伊集院光深夜の馬鹿力』のカルタのコーナーの「大人のなんでだろう」のわ行のネタで、「笑いの最高峰が岡崎体育という共通認識の男女のグループの中で免許合宿がスタートしたのだけど1日目の昼休みですでに限界を迎えていたのはなんでだろう」というものが採用された翌日に、岡崎体育本人が「伊集院光さんのラジオで俺のこと馬鹿にされてた。俺ついにそのステージまで来たのか。やる気出てきたな。」とツイッターで反応。それ以降、一切岡崎体育がネタにされなくなったという、的確にネタにしたリスナーと、岡崎体育と、そういった行動をする人間が一番嫌いなはずなのでネタに使わなくなった馬鹿力リスナーという登場人物全員の行動が総じて「らし」すぎる、漫画家が言うところのキャラが勝手に動いたようないい話。

 

8位 まんじゅう大帝国、高田文夫のコネでタイタンに入社したという話。

 アルコ&ピースの『D.C.GARAGE』でフリートークに登場して以降、リスナーを始めとして、お笑いマニアから注目を浴びていた漫才コンビ、まんじゅう大帝国。コンビ名のインパクトだけでなく、田中と竹内は、学生落語王者決定戦である「てんしき杯」で、優勝したことのある田中と、準優勝したことのある竹内という二人の実力は折り紙つき。そんな二人が、完全なる高田文夫のコネで、憧れの爆笑問題が所属するタイタンに入社したといういい話。
 
7位 タイタンシネマライブ、北海道から沖縄まで制覇したという話。

 爆笑問題が所属するタイタンは、タイタンライブという事務所ライブを二カ月に一回、偶数月に開いているが、何年か前から、タイタンシネマライブと称して、映画館でのライブビューイングを行っている。上映劇場は少しずつ増えて行き、今年の10月に、ついに北海道は札幌でも見られるようになった。これで、タイタンシネマライブを上映する劇場は北海道から沖縄までに点在することになって、ついにタイタンライブが日本を制覇したといういい話。

 

6位 ロザン宇治原が『アタック25』に出場するもパネル獲得数0枚だったという話。

 ロザン宇治原が『アタック25』に出場するもパネル獲得数が0枚だったこと。それ以上でも以下でもない、いい話。

 

5位 『めちゃイケ』が終ることに対して、今田耕司が岡村に宛てたメールの文面が「東京お笑い死闘編前篇お疲れさまでした」だったという話。

 『岡村隆史オールナイトニッポン(2017年11月09日放送)』の放送で、『めちゃ×2イケてるッ!』の終了が正式に発表されたことについて、岡村隆史が話していた。そこで、今田耕司から着たLINEには「東京お笑い死闘編前篇お疲れ様でした」と書かれていたという話。岡村はその中で、「そうや、と。これから東京来て右も左も分からへん、みんな、だからあれですよ。ダウンタウンさん、ウンナンさん、とんねるずさんっている中にこう土曜八時に入っていかなあかん。あのプレッシャー。だからもっと褒めてくれって。21年続いたということを。真剣振り回している時ですよ。ほんまにダウンタウンさんやら、今田さんもそうでしたから。そんな中、だから今田さんなんか分かる。その東京お笑い死闘編、これは前篇なんや、こっからが後篇なんやでということで、お疲れさまでした。あ、確かにそうや、これからまた後篇に向けて、50代、60代頑張っていかなあかんねんなという、ありがとうございますと、後篇に向けて頑張りますと返して」と話していた。

 

4位 爆笑問題太田光が、「ダウンタウン松本は大っきらい」と言ったことから始まったやりとりに、ダウンタウン松本が「水道は締めたらな」とオチをつけたという話。
 
 ビートたけしがMCを務める朝の特別番組『おはよう、たけしですみません。』が10月2日(月)から6日(金)までの期間、生放送された。
 その中で、水道橋博士に煽られる形で、爆笑問題太田光ダウンタウン松本のことを「大嫌いです」と発言。それに対して、ダウンタウン松本は『ワイドナショー』で「まあ盛り上がったんならいいですよ。何より盛り上がって話題になって、笑いが起こったんなら全然、僕はいいと思いますよ。そういう意味じゃもう何だってありやと思うんですよ。僕はBIG3大嫌いですから」と語った後に、「ずるいのは水道橋(博士)だわ。アイツがズルいわ。アイツが自分の手を汚さず、なんか人をたきつけてるよね。アイツは悪い。俺、ちょっと水道はシメたらなアカンな。水道はしっかり締めてやろうかなと、一滴も出さないように」と綺麗なオチをつけたという話。

 

3位 エル・カブキの単独ライブ「年刊実話~リアルワン~」のチケットが、昨年の単独ライブの大盛況を受けて、初動は早かったものの、その後、ぴたりと動きが止まったという話。

 マセキ芸能者所属の漫才コンビのエル・カブキが昨年、単独ライブ「年刊実話」を成功させて、今年2017年も単独ライブが「リアルワン」として行われることになった。ライブ会場も、昨年の新宿バティオスからキャパも多い新宿シアターモリエールへと変更し、いざチケットを発売してみたら初動が早く、一気に完売になるかと思ったものの、しばらくしたらストップしてなかなか売り切れなかった、けれどもそこからもゆっくりゆっくりチケットが売れたという、どうにもこうにもエル・カブキっぽい、いい話。
 
2位 ムッシュかまやつのカツラを、堺正章が持っているという話。

 タイタンライブにビートたけしが、立川梅春として出演した回で聞くことが出来たゴシップいい話。今年亡くなったムッシュかまやつ実弟が、盟友である堺正章に「兄が肌身離さず持っていた物です」としてカツラを形見分けをしたという、いい話。

 

1位 シオプロの新規採用が男女それぞれ3人ずつの計6人だったが、男子3人が全員留年してしまったため、入社できなかったという話。
 『ゴッドタン』『水曜日のダウンタウン』『バラエティ開拓バラエティ「日村がゆく!」』という、深夜からゴールデン、果てはネット番組まで、幅広くお笑いマニアの琴線をくすぐり続けている制作会社シオプロに、2017年度の新入社員が男女3人ずつの計6人入社することになった。いわば、彼らは今後のバラエティを担う人達であるわけだが、『日村がゆく』情報によると、そのうち、男性3人全員がそれぞれ留年して卒業できずに、入社出来なかったという、何とも「らし」すぎる、いい話。

 

 いかがでしたでしょうか。個人的に胸が熱くなった話から、らしすぎる話を集めてみました。ちなみにワーストは、「にゃんこスターがカップルだった」になるはずだったのですが、「たかまつなながNHK内定」が年末に一気にまくってきました。たかまつななといえば、ライブで一度見た時に、「お笑い分からないんです」というお嬢様キャラを盾に、そこをいじられるということだけで場を他の芸人に成立させていたんですけれど、そんな人間に面白いテレビを作ることが出来るのでしょうか。これほどまでに受信料払いたくなくなったことはありません。
以上!来年も良い話お待ちしております!!!!!