ベストラジオ19のための上半期まとめ(備忘録として)

 高校の同級生に髪を切ってもらってる時に、ラジオの話になって、今14本くらい聞いてるかなみたいに言ったら驚かれたので、いやまあラジオ聞く人にとっては普通よ?みたいな感じ出してしまいましたが、我ながら狂っていると思います。日常生活においてあんまり人の話も聞かないというのに。
 毎年やっていて、去年出来なかったベストラジオについて、年末からとりかかると、ひーひーしてしまうので、その備忘録の意味をこめて、上半期ラジオまとめをやります。
 馬鹿力を聞いていて、許可局員であり、カーボーイリスナーであり、はらいっちゃんであり、リトルトゥースであり、武闘派の残党である僕の独断と偏見ですが、あくまで備忘録という感じで。
 月曜日は、東京ポッド許可局の「チルアウト論」を話した後に、NHKのニュースで「映え離れする若者」の特集で「チル」という言葉が紹介されたり、「オススメYouTuber論」では、「自分は面白いけど・・・という時代じゃない」というサンキュータツオの言葉はなるほどなあと。それって今面白い番組ってその原理原則で出来ている気がします。自分だけが面白いというものをどう伝えるか、それをクリアした人が適切な評価を受けている気がします。他にも、やよい軒のおかわり有料化を受けての「おかわりズルい論」や「イチロー会見論」なんかも良かったのですが、一番良かったのは、第310回「チルアウト論」です。この放送の後に、NHKで「映えよりチルする若者」みたいな特集をしたりして、それは情報の断捨離のような話で、時代を深読みして半歩先行く東京ポッドにならって、今年は一年通してチルアウトするということを意識していこうと思います。
 伊集院光の『深夜の馬鹿力』について、敢えて面白さ以外の角度で紹介するのであれば、伊集院さんが大なり小なりの時事を話す際、未だに「うわ、この人、ほんとに頭良いなあ~」と思わされてしまうところです。例えば、高校球児でのサイン盗みが問題になった際、高校野球が好きであるという立ち位置にありながらも、是か非かをきちんとしないと、高校球児たちが罪悪感を持ったままプレイしてしまうということに懸念していたりして、もうなんかすげえな、そこまで頭まわんねえよなと今さらながらに感心してしまいました。あと、カルタのコーナーの「日曜JUNKクワバタオハラのウチらにまかせたやカルタ」がゴールしたことなども印象深いです。よく伊集院さんの、虚を実にするという話で、芳賀ゆいの話が出ますが、まさにこのウチまかムーブはそんな感じでした。
 火曜日は、『チョコレートナナナイト』『アルコ&ピースのDCG』『爆笑問題カーボーイ』です。
僕は圧倒的な平子信者で酒井に関しては懐疑的なので、『チョコレートナナナイト』は毎週聞いているわけでなく、気が向いた時に聞いていたりするのですが、先日chelmicoがゲストに来ていた時の、酒井のしきりが異常に良くて震えてしまいました。
 DCGは、酒井が自分のトークの受け方が気にくわないと平子が怒って言った「俺を、ないがしろにするな」や、オードリー若林とデパートで会った話がオードリーサイドからも話が出たというクロスも良かったのですが、でも間違いなくベストラジオ19に入ってくるのが『佐久間宣行のANN0』にゲスト出演したテレビ朝日の加持Pの回を受けての、平子サイドからの「アメトーークの収録後、平子さんがプロデューサーの加地さんにゼロ距離でガチギレされた、通称・カジメタルジャケット事件」の真相を、モンゴルから帰国したところから話した回はとんでもなく面白かったです。「気ぃ使ってる?」などの名言もありましたが、何よりも「デブのラジオにガリがやってきた」という平子っちの言葉だけで、この件に関してはお釣りが出たとすら思っています。
翌日の、南海キャンディーズ山里が蒼井優と結婚したニュースのせいでかき消されたこと含めて最高でした。
 『爆笑問題カーボーイ』について、何といってもぜんじろうゲストの回でしょう。ぜんじろうの発言では全く笑ったり心が動いたりすることは無かったんですが、太田さんの芸人論などが聞けたので、良かったです。令和1発目の生放送に、後輩5組が次々乱入した回もめちゃくちゃ楽しかった。
 水曜日は、『佐久間宣行のANN0』です。テレビ東京プロデューサー、様々なカルチャーの話をするだけでなく、バラエティ制作の裏側、そしてプロデューサーとしてのブッキング力を駆使した劇団ひとりテレビ朝日の加持P、千鳥などのゲスト出演などを実現させて、おもしろで自称していた「ドリームエンタメラジオ」が、もはやそれが本当になりつつあるという。一年で番組が爆散しても充分お釣りがくるラジオをしています。
 『佐久間ANN0』のベストラジオは、なんといっても、『伊集院光のとらじおと』にゲスト出演した回の裏側を話した回ですね。そして、ゲスト出演の約束まで取り付けるという敏腕っぷり。これが実現したら、伊集院光ニッポン放送に、しかも水曜日の二部と言う当時と同じ時間帯に帰ってくるという東京03が『行列のできる法律相談所』に出ることよりも大事件になるはずです。
喋る時に、わざと笑い声を入れるという演出以外は楽しんでいます。あれ、いらないと思う~。
 木曜日は『ハライチのターン!』です。
 今週のネコちゃんニュース、ほんのりどうでもいいニュースいじり、澤部の育児報告、適度な尖り、日常の些細な事件、固定コーナーが無い回転率の良さ、個室ビデオに行く話、サンシャイン池崎の近況、五条勝の話などなど、市井の民のトークって感じで、今一番聞いていて心地いいのはターン!だったりします。
 どのトークも良い感じで、すごく番組自体良い感じなのですが、「捨てだ!捨て捨て!」など、たまに日常で使いたくなる言葉も出てくる。
 金曜日は、『問わず語りの松之丞』『マイナビ Laughter Night』『空気階段の踊り場』『バナナムーンGOLD』『霜降り明星のANN0』です。
 今年の四月から金曜日の九時半に移動した『問わず語りの松之丞』は、来年二月に真打昇進、それに伴って大名跡である神田伯山を襲名することが決まったりと、今後もいろいろとありそうな番組ですが、もんじゃ屋での親子、神田伯山の名前を守っている人に挨拶に行った話、タイタンライブに出るために爆笑問題太田と楽屋で話した話などなど、まだまだ濃い話が飛び出すのだから
 たまに、番組と本人の性質上、ほんとに、つまんないだけならいいんだけど、不愉快なときがあるのが駄目ですけどね。
 『マイナビ Laughter Night』は、30分ほどの若手のネタが流れるというもので、東京の若手のネタの情報源として貴重な番組として聞いています。
 『空気階段の踊り場』も安定して面白くて、松之丞と違って純粋に空気階段の二人が愛おしくなるような味のある面白さです。
上半期だけでも、妹のみーちゃんに、自分のことをラジオでいじっていることがバレてしまった「第92回 すでに絶縁されているかもしれない」や、歌舞伎町のナベくん関連の「第96回 歌舞伎町のナベくんは歯が0本」と「第105回 クスリ飲んでも眠れないんですよー!」。この第105回は、もぐらがナベくんと相席居酒屋に行く話で、二人して空回りする様子は古谷実漫画と思うくらい哀れで切なくて爆笑しました。
とはいえ、何と言っても、ブログの記事にもした「駆け抜けてもぐら」につきますが、これはもうベストラジオ19の一位でほぼ確定でして、あと、今後は二位以降がどうなってくるのかっていう話になってきます。
 毎週、『僕といっしょ』みたいなギャグ漫画を読んでいるような気持ちで聞いています。
 『バナナムーンGOLD』、日村さん、オークラさんだけでなく、設楽さんまでインプラントをしたり、設楽さんの誕生週には、恒例の森山直太郎の電話出演、東京スカパラダイスオーケストラからのお祝い音源、東京03のゲスト出演、日村さんの誕生週には、星野源が登場したり、その他の恒例の、柏餅争奪合戦なども、ほんとうに毎年楽しい。
そして、平成最後のバナナムーンにはゲストとして漫画家の浦沢直樹先生が出演したりしました。その週のヒムペキでは、日村の平成を振り返るヒムペキソングも再OAしてくれたりして普通に泣きそうになっちゃいました。
 通常回では、日村さんがバスを買いたいというトークから、第一バス、第二バスと言う言葉が生まれたりしてそれも面白いのですが、この上半期で、何より良かったのは、リスナーからのメールを受けての、「若手の頃のお笑いユニットライブについて語る」回で、これまでのバナナマンのユニットライブの振り返りトークで、まさに青春っていう感じの話が聞けたのは良かったです。何より、あのマスターピースである『epoc TV square』のDVD化は、かなりお願いして実現したものという凄い証言を聞くことが出来ました。それが実現せずに、大学の頃にあのDVDを買っていなかったら、ここまでバナナマンが好きになっていたかも分からないくらい僕にとって重要な作品なので。熊本のTSUTAYAでDVDを買った日のことも未だに覚えていますからね。
 『霜降り明星のANN0』はまだ数回しか聞いていないのですが、キラキラしていて、面白いですね。ベストラジオに入れる!っていう回はまだないですが、ここで大きな事件が起きれば大爆発する可能性ありますから。ネタコーナーも送りやすいフォーマットだと思うので、ネタメール送ってみたいと思う人はここから挑戦してみてもいいんじゃないでしょうか。そういうてめえは最近全然送れてないですが。あと、霜降りの二人のモノマネの全て80点代というのが凄いですね。何より、せいや岡野陽一のモノマネ似過ぎ。せいや粗品の声の聞きわけがしづらいのが難点ですが。
 土曜日は、『オードリーのANN』『極楽とんぼのオレたちちょこっとやってまーす』です。
 今のオードリーのANNは、十周年記念の武道館ライブの前後あたりから、確変に入ったかのように、春日のプロポーズ、フライデー報道、春日の入籍、春日の家探し、南海キャンディーズ山里の結婚などなど、面白さが爆発していて本当に毎週面白いとしか言えないのですが、強いてあげるならフライデー報道直後の回の「敵はこんな近くにいたかこらああ」発言でしょうか。これで500回記念の「くりぃむしちゅー上田ゲスト」が待っている。しかも、確か、一回目の放送で、オードリーがくりぃむしちゅー上田に、「M-1グランプリ」でのネタの選択ミスをいじられた話があったと考えると、とても良い。

 『極楽とんぼのオレたちちょこっとやってまーす』は極楽とんぼの近況をゆるっと確認。
 日曜日は、立川志の輔の『落語DEデート』です。こちらは、あんまり聞けない落語の音源をチェックするために聞いています。
 単発のラジオで良かったのは、まず、TBSラジオだと『ラジコフェス』ですね。爆笑問題と宇垣美里がメインパーソナリティとなって、TBSラジオのパーソナリティ陣を招いてラジコについて話すという番組。その前にピエール瀧が逮捕されてしまって少し特番の主旨が揺らいでしまったものの、めちゃくちゃ面白かったです。何より、太田さん本人が実現させたというのも熱く、太田さんは24時間やろうと行っていましたが、本当にそれに近いことを来年もやってくれそうです。
 ニッポン放送だと、『内村光良のANN』、『chelmicoのANN0』ですね。ウッチャンのANNはウッチャンの日常をゆるっとしたトークで聞けて良かったです。ぜひ30分ぐらいのラジオをやってほしい。今年の夏、内村文化祭に行けるので楽しみです。
chelmicoは、何より鈴木真海子のお笑い好きトークに尽きました。お笑い好きと言われると、かまえてしまうのですが、鈴木真海子は、大学お笑いまでチェックしているってことで、オススメにママタルトやビデボーイズをあげたりして、出てきた芸人の名前だけで言えば、『マイナビ Laughter Night』よりもコアなメンツでした。加えてトンツカタン森本(RN.しまいにゃポコチン)や四千頭身後藤がメールしたりして、楽しかったです。なにより、chelmicoの音楽がめちゃくちゃ良いということに気付けたのもめっけもんでした。
 スカート澤部がやっている『NICE POP RADIO』、『藤岡みなみのおささらナイト』は、ほどよい緩やかなトークと、何より、めちゃくちゃ良い音楽がガンガンかけてくれるのでこちらも重宝しています。朝支度をしながら聞けるような番組です。

 今のニッポン放送ものすごくバランスが良い感じがして、宗岡Dが蒔いてきた種を石井Dが大事に育てて、今やっとそれが芽吹き始めてるような気がするんですが、このまま行けば近い将来、ニッポン放送TBSラジオをぶち抜いたニュースとかありそうですね。例えば、TBSラジオの今のラインナップは、「ラジオの実力ある人がTBSを始めるという」、『ACTION』のDJ陣を始めて見た時、「あー、大丈夫大丈夫、そこまでこっちに寄せてこないでいい!」となったのですが、反面、ニッポン放送は、「こういう面白い人達がいるから、ラジオやらせてみよう」という状態で、そういった風通しの良さが本来の面白さだったわけでそれを取り戻しつつあるという印象です。それが、何より、chelmicoとかみっけもんだったなーという。
 ラジオは、良くも悪くもテレビ的になっていくんじゃないかなと思っています。身近なメディアという評価は残しつつも、振り返ると、今よりそれは遠くなっているというような位置。
 そして、何より、我が家には2020年問題というのが待っています。それは今は家で普通にラジオを聞ける環境にあるのですが、子供が言葉を理解するとさすがに、アナルだ、アクメ自転車だ、クワバタオハラだと聞かせられないので、ラジオを聴けなくなってしまうという問題です。そのために、家族と一緒に聞ける、昼のラジオを探していたりして先週は「ACTION」を月~木まで聞いてみたりしました(武田砂鉄はキモいからパス)。で、思ったのが、僕らがいう「ラジオはながら聞きできる」っていうのと、お昼のラジオでの「ながら聞き」は全くの別物で、深夜は2時間をながら聞きしながらで、昼間は聞かないでもいいところがあるから2時間のコーナーコーナーをながら聞きみたいなイメージだなと思いました。僕としては、このながら聞きをもっと細分化して、子供がいる時にながら聞きする番組、子供がいない時にながら聞きする番組、一人でいる時にながら聞きできる番組とどんどん分けて行って、なるべく聞く時間を増やすようにしていきたいです。


■備忘録

空気階段の踊り場』「かけぬけてもぐら」「もぐらがナベくんと相席居酒屋に行く話」、
『問わず語りの松之丞』「もんじゃ屋」「名跡をもらうための挨拶」、『オードリーのANN』「武道館ライブの日の回」「春日のフライデー」「くりぃむ上田ゲスト(予定)」、『内村光良のANN』、『chelmicoのANN0』、『バナナムーンGOLD』「若手の頃のお笑いユニットライブについて語る」、『ラジコフェス』、『佐久間ANN0』「『伊集院光のとらじおと』にゲスト出演した回」、『東京ポッド許可局』「チルアウト論」、『深夜の馬鹿力』「ウチらにまかせてやカルタゴール」、『爆笑問題カーボーイ』「ケーキ転倒後復帰」「令和1発目の生放送」「ぜんじろうゲスト」、24時台三兄弟「メメント金子サーガ、大竹まこと『ゴールデンラジオ』「伊集院光ゲスト」