石をつかんで潜め(Nip the Buds)

ex俺だって日藝中退したかった

2013-01-01から1年間の記事一覧

「俺だって日藝中退したかった」を一年間更新して思ったこと

今年は意図的に、ブログの記事を沢山書きました。それは、去年の10月に池袋のジョナサンでコーヒーゼリーを奢ってもらって「ブログ書いてくださいよ」と言われて舞い上がったことが理由だったり、テレビがつまらないという紋切り型へのひねくれであったり…

輝け!ベストラジオ2013!

2013年のベストラジオ第五位から一位までを発表したいと思います。5位アルコ&ピースのANN「DQサウンド」(13年10月3日放送)季節の変わり目ということもあり、些細なことにダウナーな気持ちを引きずっていた時に聞いて救われた、特になんてことのない、い…

深夜ラジオ流行語大賞2013

2013年の頭に、加藤浩次がTBSラジオに帰ってきたり、ダウンタウン浜田親子の対談ラジオ、オードリーのANNでのツチヤタカユキの話を初めとして、今年のラジオは幸先よくスタートを切ったが、その後も「東京ポッド許可局」「アルコ&ピースのANN0」「ダイノジ…

グランジ遠山の、見る前に跳べの精神

お笑いトリオのグランジの初のDVD「グランジBEST NETA LIVE」を購入して見ました。収録内容は12本のコントと、漫才が一本。 奇病にかかった息子と病院に来た母と医者のコント「我慢できない症候群」、二人の小学生がじゃんけんグリコをしているところに激…

シットコムあれこれ

冬物との洋服を取り出したり、「一年早いなあ」とはあまり思わないけれども、TUTAYAの更新カードが届くと、更新したのこないだじゃないっけ、一年早いな、となる。あと50回ほど更新したら、完全な後期高齢者だ。そう考えると人生は短い。 更新ハガキに、新作…

古美門研介の捲土重来を期せよ。

「リーガルハイ」の三話が面白かった。 ドランクドラゴン塚地武雅が演じる熊井健悟は、自身の容姿の悪さから、学生時代は同級生全員の顔の評価をノートにまとめるほどにこだわりをもつような男だ。そんな彼も、営業先の受付をしていた、美波が演じる熊井ほの…

「安堂ロイド」は電波豚(ブーブくん)の夢を見るか。

2013年9月9日に放送された「SMAP×SMAP」で、SMAPがこれまでにリリースしたシングル50曲がノンストップでMIXされたメドレーを歌い切った。この9月9日という日はSMAPのデビュー日であり、今回の放送はそれにちなんだ企画なのだが、まさにそれは、愛されること…

くりぃむしちゅー上田の天下取り宣言

「まいったね。」 高田文夫ではないけど、まいっていますよ。何にって、10月3日放送の「銭形金太郎」 のスペシャルの内容にです。「銭形金太郎」といえば、「現代社会で、明るく、楽しく生きている人たち……。それは夢ある若者ビンボーさん。彼らの生活の知恵…

批評論

ピースの又吉直樹の著作「東京百景」を読んだ。又吉自身の日々の生活で見てきた東京の土地にまつわるエピソードが収められた散文集で、とても面白かった。 年に一度ほど東京に旅行で行く。トークライブのために行った阿佐ヶ谷、知人が住んでいるんで割と頻繁…

僕達は「恋するフォーチュンクッキー」の名曲さと、指原のアイドルとしての正しさを混同させてはならない。

恋するフォーチュンクッキー」を初めてテレビで見た時に、「あれ?めちゃくちゃ良い曲じゃないか?」と思ったのだけれど、フルで聞いてみると、やはり良い。近年稀に見るハレの曲。総選挙で一位となり、見事センターの地位を射止めた指原莉乃。 指原といえば…

俺の中の爆笑問題が爆発した(10ヶ月振り2回目)

銀座にある時事通信ホールでタイタンライブを見てきました。銀座駅を降りて、歌舞伎座を左手にして歩道をずんずん進むと見えてくる読売新聞社の社屋。その向かいにあるのが時事通信ホール。昨年10月の100回記念ライブ以来なので10ヶ月ぶりに爆笑問題に会える…

TVを体感する番組「リアル脱出ゲームTV」

ラブレターズの「YOU SPIN ME ROUND」を皮切りに、「オードリー「まんざいたのしい」、バナナマン「cutie funny」、バカリズム「COLOR」と、連休の取りやすいこの時期に合わせて、単独ライブが熱い一週間が終わった。 これらの全てを見ることが出来た人もい…

ボクらの想像力の時代

フジテレビの日曜日の朝7時半に、「ボクらの時代」という番組がひっそりと放送されている。異なったジャンルの3人しか出演しないトーク番組なのだけれど、この鼎談の面子が「オードリー若林正恭×マキタスポーツ×平野啓一郎」、「伊集院光×玉袋筋太郎×西村賢…

いつも心に加藤浩次を。

テレビっ子と言えども、笑い死ぬかと思ったという体験は数回しかない。その記憶の一番古くが、小学校六年生に見た「めちゃめちゃイケてる」の「THE STAMP SHOW」での、極楽とんぼ山本のフルスイングだ。サイコロの出目がメンバーの顔になっていて、当たった…

第サンの男タツオ局員、ビーバップハイヒールに降り立つ。

「ビーバップハイヒール」という番組をご存知だろうか。朝日放送制作で、漫才師のハイヒールをメインMCと迎えた、「カシコと凡人たちが集まって、世の中の森羅万象、ありとあらゆるものにハテナをつけて考えていく」知的教養バラエティの番組は、毎週ひとつ…

種市死ね

2012年のAKB総選挙の後に、職場の飲み会で、誰が一番好きかという話になったその時に、脳みそをフル回転させて、「(ここで大島優子というのはベタだし、柏木というと巨乳好きだと思われる、渡辺麻友だと処女崇拝が強い童貞野郎になる。ここでいっそ…

伊集院光の「同窓会に行った話」がすごかった。

2013年に入って、ラジオが充実している。「伊集院光深夜の馬鹿力」「爆笑問題カーボーイ」「バナナムーン」「オードリーのオールナイトニッポン」とこれまでに聞いてる他に、今年から始まった「ダイノジ大谷のオールナイトニッポン」「アルコ&ピースのオー…

社会人大学人見知り学部卒業見込みを読んだ。

2013年の上半期も残りわずか。個人的に今年聞いた、お笑いに関する名言は二つある。一つは、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔がネタ番組のゲストに出演し、司会に「お笑いは好きですか?」と質問された時の答え「好きであり、憎んでいます。」だ。吉本の養…

頭をデザインする番組「考えるカラス」

早速ですが、問題です。あなたが一番最近考えたことは何でしょうか。 「最近のYOUはバラエティセンスが落ちて、ただ嫌なやつになっていないか」「携帯会社のCMはわざと外しにいっているのか」「AVのレビューで、ネタバレ注意と書いている人はいくらなんでも…

コサキンがウチくる!?DEワオ!

先日、仕事で社用車を運転していたら、左の側面をがっつりとこすってしまうという事故を起こしてしまった。人生で初めての経験で右往左往していたのだけれど、職場の近くだったこともあり、すぐに報告が出来た。 当たり前のことだけど、上司も警察も来て、ず…

「泣くな、はらちゃん」の一話が完璧だった。

ドラマの一話というのはとても大事だ。ストーリーが面白いというだけじゃなく、登場人物のキャラクターの紹介、世界観、テーマ、ルールを提示しつつ、謎を秘めさせ、それらの全てを50分ほどに詰め込ませなければいけない。そのためにセリフが説明臭くなって…

ダイノジ大谷のANNR〜ぼくがブロガーになった理由〜

「やっと会えたね」で始まったダイノジ大谷ノブ彦のANNR。「まいったね」で始めるか、こっちで始めるかで、イギリスのブックメーカーが賭けの対象に設定していたとかいないとか。 そのあとに「わたくし、一部では批評藝と呼ばれているみたいなんですよ」と笑…

ここは忙しいけど、迎えに行くぜ!

山内マリコ著「ここは退屈迎えに来て」を読んだ。率直な感想といえば、「お前ら、全員暇なんだよ。」というつまらないものだった。そのつまらないというのは、藝がないという意味でもあるのだけれど、自分が登場人物に感情移入できている時にそういう感想を…

3本の漫才

AKBのリクエストアワーというイベントで、ハマカーンが漫才を披露した。 ブーイング、「殺すぞ!」といわれたという報道にもなった、この漫才を見てみると、そこまでひどい扱いは受けていないものの、「観客はハマカーンを知っているのか?」、知っていたと…

バナナTV発売イベントレポin那覇

先日、那覇市のメインプレイスというショッピングモールで、バナナマンがDVD発売イベントを行うと聞いて行ってきました。 以下レポートを簡単に。二時間前に会場に着くと、結構人が集まっている。あまりにも多いということで、本来の予定よりも30分ほど早め…

乃木坂46が良いね!って話。

AKB48の公式ライバルとして、乃木坂をデビューさせるというのを聞いた時に、AKB48への対抗馬としてのアングルを持ったももクロの勢いが増していたような頃だったので、「秋元は相変わらずしゃらくせえ手を放ってくるな。そんなことより、江崎愛美がスベった…

「超落語!立川談笑落語全集」は悪書である。

広瀬和生は「この落語家を聴け!」で立川志の輔、談春、志らくの三人に談笑を加え、立川流の四天王としている。 立川談笑といえば、NHKBS「ザ☆ネットスター」できゃんちこと喜屋武ちあきと共にMCをしたり、とくダネでレポーターをしてはいるが、同著でも補足…

深夜に届いたラブレター

初めてラブレターズを見たのは、アルバイトを辞めて今の仕事を始める前、何にもすることがない空白の数ヶ月が出来たので、せっかくの機会だからと、色々なライブを見るために東京に長めの滞在をした時になる。 たまたま別の二つのライブで、彼らのネタを二つ…

「2013年のラジオたち、これからすごいことになるぜ」

春日のタンクトップを破り「俺たちは変わるんだー!2013年新生オードリーの誕生だあああ!ぼかあああああん!!」というクレイジーな宣言で始まった、2013年のオードリーのANNからは彼らがギアを入れ替える音(破れたタンクトップから見えている右乳首をさす…