石をつかんで潜め(Nip the Buds)

ex俺だって日藝中退したかった

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

俗物ウィキペディア日誌

4月19日重い腰を上げて、二冊目の同人誌に取りかかることにした。タイトルは『俗物ウィキペディア』。まず、これまでにブログにアップしてきたものから入れたいものを選択してワードにコピペしてみたら、80,000文字を超えていた。前回はどれくらい…

いとうせいこう『今夜、笑いの数を数えましょう』の「第6夜 きたろう」の雑感とまとめ

最終章は、いとうが勝手に師匠と仰ぐ、きたろうがゲスト。ただ、この章は、きたろうが「セックスを語るみたいなもんだよ、笑いなんて語るもんじゃないよ」とうそぶくように、理屈の先にあるものの話をしていて、舞台に立ったことのない人間としては、分解す…

いとうせいこう『今夜、笑いの数を数えましょう』の「第5夜 宮沢章夫」の雑感

第5夜は宮沢章夫。宮沢と言えば、NHKで風間俊介とやっていた『ニッポン戦後サブカルチャー史』。放送当時、熱心に見ていました。 余談から入らせてもらうけれど、この章で大江健三郎の『河馬に噛まれる』という小説のタイトルを、宮沢が素晴らしいよね、と…

鈴木もぐらの恋は永遠、愛はひとつ。『空気階段の踊り場』「駆け抜けてもぐら」感想。

2018年最大の深夜ラジオでの事件、『空気階段の踊り場』での「かたまり号泣プロポーズ」から半年ほど経ったが、最近の踊り場は、鈴木もぐらが都営団地の抽選に外れてしまったために実家に帰ることになったり、もぐらが愛する実の妹に縁を切られた疑惑が…

シニカル気取りのバカ、あいみょん聞いてセンチメンタルな気持ちになる前に、てめぇを人間にしてくれた方々への感謝の意を伝えるのが先だろ。

あいみょんの「瞬間的シックスセンス」を借りた。泥目線の34歳にあるまじきこの行為には理由があって、youtubeで公式チャンネルで「マリーゴールド」と「今夜このまま」のPVを見ていたらやたら何度も繰り返して聞いていたら、あいみょんの曲がゆずの岩沢厚…

いとうせいこう『今夜、笑いの数を数えましょう』の「第四夜 枡野浩一」の雑感

第4夜は、歌人の枡野浩一がゲスト。 今回は、「見る」「見られる」、そしてそこから転じた「観客」がテーマになってきます。 見るといえば、見るのが上手い人という意味の見巧者という言葉があります。 やや鼻につく嫌な言い方をすると素人の玄人というよう…