石をつかんで潜め(Nip the Buds)

ex俺だって日藝中退したかった

新型コロナ 第一部 完

 住んでいる県の新型コロナの感染者数は増える一方だが、実のところを言うと、慣れてしまったという面も多分にあるかもしれないが、数字だけが上滑りして、あまり実感が無い。というのも、周りではもう長いこと陽性はおろか濃厚接触者判定すらも出ていないからで、みんなちゃんと気をつけているんだなーとぼんやりと思っている。
 先日ワクチンを接種し、一定の期間が経過した。
 ワクチンを接種することに対しての恐怖はもちろんあった。ワクチンに対して知識がないため判断が出来ないということもあるが、もし仮に、ワクチンの接種が原因で死んでしまった場合、現政権が因果関係を認めることはしないだろうという恐怖は思った以上に、ざらついていて、かつ大きくそびえたっていた。
 副反応はそれなりに出たものの、今のところ問題なく生活をしている。
 極私的な新型コロナの第一部完ということで良いのだろうか。
 許されるのであれば、空気階段の単独ライブが中止になったときから始まり、三遊亭圓楽伊集院光二人会を見に行って、ワクチンを打って、一定の期間を経過した今日を持って完結です。
 前首相がただ乗りし、踏みにじり、翻弄してきた文化をすすって潜んで来たが、まだまだそれは続きそうで、いよいよ「生きてまた会おう」が切実な祈りになっている。ラジオと本が無ければ気が狂っていただろう。ここ最近の『100分de名著』と、馬鹿力への投稿がどれだけ心の拠り所になっているか。
 こんな記事を書いても怒られるだけだが、あくまで個人の記録として留めておく。弱さゆえに連帯しようとしてしまうが、そうしてしまうと、考えることを放棄してしまいそうだからだ。
 同人誌3冊目は『まん延元年のギャグボール』というタイトルに決めました。